株学

すかいらーく(3197)の株は買いなのか?(株主優待から考える)

結論から言うと『買いでしょう』

※この記事は2018年02月にワタクシが購入した株価(1489-)に基づいて書かれております
 


 

何故か?!

 

おそらく現在、すかいらーくの株を買うかどうかを悩んでいる方は

配当率が高すぎると言われる株主優待がいつまで続くのか?

買った直後に優待廃止or悪化→株価下落のコンボが待っているのでは…、というところでしょう

ですが、ワタクシは以下の理由により当分の間、優待廃止(&悪化)はないと考えます

まず、突如2017年06月末に行われた優待3倍処置について投資会社ベインキャピタルが持ち株を売る為の株価アップ策ではないかという見解ですが

これは正しいと思います・・・

 

なのですが

 

その方策に配当金増額ではなく日本的ともいえる株主優待(お食事券)を選んだところが、考えた人は非常に頭が良いのでは、と思います

 

それは配当金ではなく自社でのサービス(品物)を提供する事によって、企業の懐は見掛けよりも痛まないからです

 

もし仮に配当金を1000円/100株から、3000円/100株に増額した場合、単純に企業(すかいらーく)の減る(支払う)お金は3倍に増えます

単純に、今まで総額1億円を配当していたとしたら、3億円になります

 

が、すかいらーくのように自社のサービスの提供量を3倍にした場合は、減るお金は3倍になりません

何故でしょうか?、その理由と優待が続く予想を説明していきます

 

 

まず第1の理由

「全員がサービスを行使するわけではない」

これは、株主優待でお食事券を貰ったとしても全員が全員とも全額使用することはなくて

使わないまま、有効期限(1年間程度)が切れてしまう割合が一定数いることが考えられます

すかいらーくが使用割合を公表しているのかは、調べてないのでわかりませんが

仮に10%のお食事券が使用されずに有効期限が過ぎると考えると

配当金では3億円を支払わなければならないのに、お食事券では2億7千万円の負担で、すかいらーくは済む計算になります

 

 

さらに第2の理由

「3000円のお食事券、は実は3000円ではない」

これは、消費者側からすると3000円分の買い物券(ポイント)を貰う(使う)ことは

3000円のお金を貰う(使う)事と同等に感じる心理がありますが

実際に企業側からすると、その3000円分の買い物券(ポイント)を使って、サービス(商品)を提供した場合

企業が負担するのは、その仕入れ額分で良いからです
(実際にはもっと複雑に原価計算等をする必要がありますが、ここではあえて単純化しています)

たとえば売値3000円の品物を仕入れるのに2400円で仕入れをしているとして

消費者が3000ポイントを使ってその品物を手に入れた場合、企業は2400円の負担で済みます(消費者は3000円分買った気分)

上記の理由により、すかいらーくが株主優待でお食事券の価格を1000円分から3000円分にしても

すかいらーくの負担は2000円増とはなりません

利益を2割として2400円の負担でしょうか

(さらに、この2400円の中には店舗にかかる経費などお客に関係なく出て行く費用も含まれているので、すかいらーくの実質負担はもっと少ない?)

 

 

そして第3の理由

もし株主優待をやめた場合、インサイダー取引、仕手行為との非難の声は免れない・・・

実際に法規制に該当するかは、ともかく

あまりにも早急に一旦拡充した株主優待を縮小・廃止すれば株を高値で売るための詐欺行為とみなされ

このネット社会、ある事ない事を掲示板やHPに書かれまくりベインキャピタル社の評判が地に落ちる事でしょう

その結果、ベインキャピタル社の関わる案件は避けた方が良いとの風評が立ち

今後の会社運営に支障が生じる事必至の事態が予想される為

ベインキャピタル社としては、すかいらーく社が株主優待を縮小・廃止することは望んでいないと想像できます。

(契約として、今後○年間は株主優待を縮小・廃止しないと結んでいるかもしれません)

 

 

そして第4の理由

「すかいらーく自身が株主優待を好む個人株主を歓迎している可能性」

すかいらーく自身としては、株を買い占められ、経営権をのっとられ、現経営陣の退任等を要求されるなんてよりも

そんな事とは無縁な個人株主たちに、お食事券で食事を楽しんで貰いながら安定株主として株を保有し続けてほしい

という気持ちがちょっとはアルのではないかと、いう想像です。

 

 

これらの理由により、あまりにも太っ腹すぎるのではないかというすかいらーくの株主優待は

実はそんなにすかいらーくの経営に影響はなく、株主の安定化に多大に寄与する施策であり

 

少なくとも、今後数年間は実施され

目先の利益しか見えない経営者になって「経費削減の為に株主優待ヤメ」と言い出すか

すかいらーくの経営がとんでもなく悪化するまで、は実施されると予測する事が出来ます。

 

以上の事象により【すかいらーく(3197)の株は買いなのか?】という疑問に対しては

『買いでしょう』と結論を付けます。

 

Q.E.D.

 

なお当記事を参考にした結果、いかなる事態が生じてもワタクシは一切の責任をとれませんので株購入は自己責任のもと実施ください。

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