株学

自社株買いはムノーのする事

経費削減と自社株買いで発展する企業はない

アメリカのリンゴという会社は五月一日、1000億ドルの自社株買いを行なうと発表した、これは一度で設定する自社株買い量としては歴史上でも最大の規模に値するとみられる

同時に発表した2018年1~3月期売上高は611億3700万ドル(前年同期比約16%増)で、自社株買い発表と好調な業績を受けてリンゴの株価が時間外取引で4%超の上昇を一時みせた。

との事ですが

現在の大企業では出世について、何かを行なう。よりも、何も失敗しなかった人間が最終的には出世街道から脱落せずに頂上についてしまうことがある

この結果、トップに立ったものの何を目指すべきか、どこへ進むべきかの道が見つけられない状態になってしまい

とりあえずの施策として会社の発展には何にも寄与しない、株主への御機嫌取りな自社株買いなどを実行してしまう

そんなお金があるのなら新規事業に投資して新たな発展を目指すべきである

かつて、自分達で市場を開き、築き上げ、発展させてきたアップルという会社であれば

iTunesを超える新しいサービスを開いていくべきではないのだろうか

会社は誰のモノ?株主のもの?

自社株買いは短期的に見ると株価に好影響をあたえ、株主に対しての還元といえるかもしれないが

そんな事よりも会社を発展させ、利益を増して配当金を増やすことの方がよっぽど株主還元です

株投資の世界で有名なウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは基本的に配当を支払っていません

この会社の株券を持っていても一切還元はないのです、それでも株価は上がり続けています

それはこの保険会社(投資会社)が利益を上げ続けているから、会社の能力に株主は期待をして株を買います

つまり経営者は株主なんて気にしないで「ウチの事業に出資できて、幸せだね」ぐらいに思いながら会社の発展を目指せばいいのです

とはいうものの、株主の意向で経営者なんて変えられちゃうから自分の保身を考えると短期的な株主受けする施策を選んじゃうのが人の世の常

そう考えると銀河英雄伝説(田中芳樹)での「民主主義より有能な専制君主で権力を集中させた方が改革しやすい」ってのは真実なんだろうけど

ただ、権力が集中した専制君主が私利私欲に走ってしまうのが人間としての限界なのかもしれない

待てよ、だとすると私利私欲に走らないA.I.とかの人工知能の方が人間社会を統治するのに向いていたりして・・・

しかし、そうなると人間の存在意義って

ふっ、そんなもん最初から無いのさ。

Q.E.D.

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