株主優待を廃止して、その分を配当に廻すべきだという意見があります
それ自体は別に個人の主張だと思いますが
その中の主張で
株主優待券を使用しての無料サービスだけを受ける株主に対して、企業の得になってないじゃないかという意見があります
しかし、考えてみれば、配当という現金(含振込)を貰った株主は
「配当金が入ったから株主として、持株会社の売り上げに協力するかぁ」と考えるのでしょうか?
私は考えないと思います、あげくの果てには配当再投資などといって、そのまま株券購入に使うケースもあります
このようなケースに比べれば、自社でしか使えない株主優待を進呈して自社サービスで囲いこむのは、戦略として正しいと思います
(現金は配ってしまえば、それで終了ですから、その配当金でライバル企業の売り上げに協力するケースなんてのも…)
特に外食系では、仮に株主優待で無料で来ているお客としても、傍からみてわからないわけですし
その分、稼働率があがることで、客に新鮮な食材を提供する割合が増えれば、客の満足度も増加するかもしれません
他にもあげれるとは思いますが、株主優待には株主優待の利点が企業からすればあると思うので
廃止して配当金増加というのは、全面的賛成しかねる意見ですね。
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