株学

絶対に損をしない



これは、ウォーレン・バフェット氏による投資ルールをアレンジしたものである

バフェット氏の投資ルールでは、その2は「ルールその1を忘れない事」ですが

ファイトクラブでの「ルールその1:ファイトクラブの事を口外しないこと、ルールその2:絶対にファイトクラブの事を口外しない事」

にひっかけてアレンジしています

そうは言っても、相場の動きはわからないし、誰も損しようと思ってやっていない

と思われることでしょう

ですが、「勝敗は戦う前から決まっている」という言葉にあるように

負けるべくして負ける闘いというのもあるものです

たとえば投資市場においての全力投球など・・・

本来、投資とは余裕資金で行うべきです

何故か?、もしこれが余裕資金ではない生活資金等で行ってしまうと

例えば一時的に相場が冷え込み、価格が下落した状態の時に

回復して価格が戻すまで待てないからです

バフェット氏はこう言っています

「明日、市場が凍結され、今後10年間取引が出来なくなっても問題ない取引をせよ」と

これはもし今日買った株が突如暴落し回復に10年間を要する事になっても、ずっと持ち続けていられないのなら今日、一瞬でも買うべきではない。

ということです

すくなくとも経済が発展していくのであれば、企業が存続する限り株価は回復する

それまでは配当を貰いながら、ゆっくり水面下を漂っていけばいい

それがバフェット流の投資哲学です

これが余裕資金での投資でなければ、急に現金が必要になり持っている株を暴落価格で売らざるを得ない
損を覚悟で売らなければなりません

天才勝負師赤木シゲルも鷲頭マージャン編でこう言ってます

「7巡目の一筒ポン、打三筒はあきらかにミス、あそこはあんな待ちの悪いチャンタなんかに受けず
一筒の対子と三筒を抱え、そのままホンイツを目指すべきだった、その方がずっと勝ちの目は高かった」

これは、麻雀をやらない人には全くわからないでしょうが

見掛け上の自分の手を進めた結果、身動きがとれなくなってしまった事を意味します

そして、苦しい待ちの結果、アカギに打ち取られてしまいます

それは漫画の話だろうという方もいるでしょうが

例えば、ギャンブルの代名詞「競馬」の最終レースでは大穴にかける人が多いそうです

それは、今日の負け分を一発逆転で取り戻す事を狙って、払戻金の多い大穴を狙いにいくからでしょう

冷静に考えてみれば、最終レースだろうと、第1レースであろうと大穴がくる可能性は変わりません

こないからこそ、大穴として倍率が決められているのですから

それを今日の負けを取り戻すという心の制限をかけて、自ら不利な状況を作って勝負に挑んでいるわけです

当然、そうそう大穴なんて来ませんから、今日も負けて終了です

これはもう、負けるべくして負けているといわざるおえないでしょう

金持ちがどんどん金持ちになるのは

不利な条件でモノを買わずに、自分に有利な条件で買えるから

貧乏人がどんどん貧乏人になるのは、自分の買えるものの選択ができないから

自動車1台買うのでも同じです

ローンを組んで買えば金利を払う必要が出てきますが

一括払いで買えば金利分が浮きます

つまり心の余裕もそうですが

金銭の余裕が投資には必要です

あくまで投資は余裕資金での投入にとどめ、心に余裕を持ってください。

Q.E.D.

ちなみにウォーレン・バフェット氏はこうも言ってます

「多少の損も投資の世界では想定内、それを避ける術はなし」

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