かつて1990年代のゲーセン華やかりしころを過ごした者としては
現在のゲーセン事情を見るに、一抹の寂しさを感じるが
だからといって、ゲーセン業界だけに同情する気にはマッタクならない
1プレイ1コイン百円から値上げできないという主張があるが
そもそもゲーセン側はユーザーが投入する1コインへの満足度を向上させる施策を何か行ってきたのだろうか
百円を払った『満足感』
いや、数百円を払っても惜しくないと思うぐらいユーザーの心に対して訴えるものを提供しようという考えはあったのだろうか
かつて携帯電話のパケット料金が従量制だった時代に、数倍かかるが無制限という方式を打ち出した携帯電話会社の収入は倍増した
それは払う金額は大きくなるが満足感も大きくなったので、ユーザーとしてそれぐらい払うのは惜しくないという気持ちになった
それをゲーセンといえばユーザーからいかに金を投入させるかだけに求心した結果が、今日のゲーセン衰退を招いたとしか思えないのですが
この記事へのコメントはありません。