十年ひと昔
日経平均株価史上最高値3万8957円を付けたのは1989年12月29日
その値を超えることが出来るか、という話題がありますが、全然意味がありません
wikipediaにもありますが、基本的に225銘柄の単純平均ですので、値がさ株の影響を強く受ける傾向がありますし
採用銘柄も変更されており、まもなく30年前になろうかというモノを物差しにしたところで
現在の何も測ることはできないでしょう
例えばヤフー(4689)は1997年11月に上場し、当時の株価(安値で)は154万円でしたが、現在の株価は約3000分の1以下の491円(2018年03月28日終値)になってますが
これまでに1株→2株の株式分割は合計13回、1株→100株への株式分割を1回実施しています
これを計算しますと、上場当時に1株を購入して現在まで保有を続けてた場合は、81万9200株を所有していることになり
評価額で計算すると491円×81万9200株で、1株換算約4億円以上ということになります
こんなのを日経平均に入れたら、あっというまに最高値3万8957円を超えてしまうでしょうし
指標としては全く使えません
つまり日経平均は何となく・・・、こんな感じで・・・、の価格推移を見るためのものであり
最高額がぁ、とか史上最安値!、とか言っても何にもならないものなんですよね。
Q.E.D.
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