「終身雇用難しい」経済連会長とトヨタの社長が相次いで終身雇用崩壊宣言をしたらしい
終身雇用を維持しようとしても会社自体が存続できなければ、当然ムリですからね
ムリなのは終身雇用ではなく、現状の購買力(市場)に対して会社の余剰人員を抱えていく事で
ある程度、会社組織がスリムになれば終身雇用自体は守れるのではないかと思いますが(ただし、給与における年功賃金制度は消滅すること必至)
現在のところ日本企業が今後何を売っていくのか、道筋が見えないですよね
新しい何かを創ったトコロでスグにコピーされてしまう現代技術ですから
それはさておき、終身雇用がなくなると、ローンで家を買うという行為が今後は成り立たなくなる
ということは住宅関連市場が冷え込み、住宅関連市場が冷え込めば、最後の砦の銀行の貸し出し先「住宅ローン」がなくなる
ということは銀行系金融機関が存続できなくなる
銀行系金融機関がなくなれば、街のお店に金を貸し出すこともなくなるので新規出店がされなくなる
大体、人口減少社会だから町のお店を新規出店したところで成りたたない
社会自体が効率化で人件費を抑制する流れで、かつて歩兵として大量に必要だった単純作業労働者は機械化やOA化により必要とされなくなっている
かくして民の働き口はなくなり、日本はスラム化する、と
いや、冗談抜きで日本が世界に対して何を売りにしていけばいいのか、見えてる経営者って少ないんじゃないのかと
とりあえず45歳以上以上をリストラして延命処置したところで、10年後のビジョンがあるのだろうか?!