プロメテウスの小天秤はアップルシード3巻
プロメテウスの大天秤はアップルシード4巻
それはさておき、作品中に出てくる
目の前の天秤しか見えていなくて、実はもっと大きな天秤にのっている
というニュアンスの言葉(意味?)です
現実のシチュエーションにも結構あって
本人は合理的な選択をしていると思っているのだが
俯瞰的に見たら、ゼンゼン合理的じゃないというハナシです
最近、見て眼からウロコだったのが
とある節約家が同僚に「社員食堂で食べる昼食代五百円(ぐらい)を浮かすために弁当を作って持って来ようかと思っている」
という事を話したら
同僚から『毎朝、弁当を作るの?、その為の準備や後片付けの手間と労力を考えたら、日替わり定食の方が安くない?』
と言われたというハナシで、確かに子供のために毎朝弁当を作る必要があるとかいう状況なら、作る数を増やしても
あまり変わらないかもしれないが、自分だけのために毎朝弁当を作って後片付けもする手間を考えたら
社員食堂で食べる方がトータルコストとしては割安な計算になる可能性が高い
ということで投稿主さんは社員食堂で食べて、浮いた時間を別の事に使うという選択をしたという
もうひとつが、よく節約家のハナシに出てくる「会社の飲み会はムダ」だというハナシ
これも、毎週のようにあるのであればどうかと思うが
年に1回それも忘年会のような会に参加しないのが合理的な選択なのか?というハナシです
参加しない本人は「カネもジカンもムダだから参加しない」と思って不参加を選択するとのことですが
年に1回の数時間と数千円程度で□□□□を避けられるのであれば、参加した方が得なんじゃないか
という考えです(□の中は好きな言葉を入れてください)
金持ちケンカせずではないですが
「自分が幹事になった時はちょっと高めの店を選びます、予算オーバーだったら自腹を出します
金銭的な負担はありますが、参加者の不満(安い店を選んで「料理が・・・」とか、「○○円て高くない?」)を聞いたり
店選びにかけるジカンを考えると、よっぽどマシです」
というお金持ちになったヒトの考え方など
目先の金銭とそれにより失うモノと得るモノを、正しい天秤で計らないと
より大きなモノを逃してしまう可能性があるというハナシでした。
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